

母を苦しめた父を倒し、ついにオルヴィエートの実権を握ったエレオノーラ。だがその代償は大きかった。オルヴィエートは経済大国の地位を失い、大切な人々はエレオノーラの周りから去っていった。兄のジェラルド、親友のベアトリーチェ、そして想いを寄せた男・コンラッド……。だが、風雲急を告げる銀河の情勢はエレオノーラに休息の暇を与えない。銀河宇宙の果て、深宇宙と呼ばれる領域で、兄と親友がボスポラス帝国軍と条約機構軍との戦いに巻き込まれようとしている。エレオノーラは再び激戦の渦中へ…!

8年ぶりに魔王の娘、サフラの世話役に復帰した勇者の澄人。しかし、かつての敵だったルビィが後任として世話役になっていた。同じ女性ということもあり、8年ですっかり親密度を増しているサフラとルビィ。また、サフラが成長したことにより、澄人にできる仕事も減ってしまった。自分が世話役をする必要性を感じなくなり、魔王デルファイに世話役を解任してもらいに行く。そのとき、玉座からまばゆい光が。その光の中から現れたのは、澄人の幼なじみの撫子(なでしこ)だった!! な、なんで!?

星が大好きな少女ガートルードは、人間と妖精が共存する樹上都市・ペリドに住む魔女だ。この街に来て二年、孤児院の子供たちに空を廻るものについて語り聞かせる仕事をしている。そんなある日、星がつまった部屋の存在を知ったガードルードは、夜色の猫の姿をしている夜の神・ノクスを招喚する。彼女の望みはノクスがかつて作ったとされる、星がつまった部屋をもう一度作ることだった。「君はどうして、星の部屋を作りたいんだ?」夜の神はそっと訪ねる。「夢だったんです。わたしと、両親の」魔女はぽつりと答えた。 樹上都市に住む魔女が星の輝きに見る過去と未来。すこしでもあの星に近づきたくて。

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